■■軟式ヌンチャク組手用ルール■■

(礼)
・始まりには「お願いします」、終わりには「ありがとうございました」の挨拶をする。
・始まりは、お互いヌンチャクを持った手を水平に伸ばし、両拳を合わせる。
  そこから構えて、試合の場合は「始め」の合図でスタートする。
・打撃をもらった場合、できる限り「いただきました」と自己申告する。

(用具と服装)
・ヌンチャク(既定の制作方法で作られたものとする。長さ30センチ以内。棍間の紐の長さ自由。補修用のビニテはある程度OKとする)
・基準を満たすゴーグルと軍手を使用する。
・推奨防具や服装:耳当て 長袖長ズボン 


(基本ルール)
〇試合場と時間
・試合場はその場の環境にあわせた正方形スペースとする。
・時間は1分間を基本とする。

〇勝負規定
・2本先取とする。(同時打ちはノーカウント)
・同点の場合、延長サドンデスとする。
・攻撃部位は全身とする。(女性・子供についても同様)
・攻撃、フェイントともヌンチャクのみを使用する。
・攻撃は、棍部分による打ちのみを有効とする。
・両手を同時に床についたら相手側に1本とする。
・棍部分で的を正しく強くとらえたもの(音がするもの)を1本とする。衣服や掠った打撃は認めない。
・打ち込みが決まった場合、そこで仕切りなおす。
・紐が絡まったら動きを止め、仕切り直す。
・ヌンチャクを落とした場合は、止めずにそのまま続行とする。
・場外へ逃げる行為は、2回で一本とする。

〇審判規定
・審判3人+ビデオ判定
・審判2人以上で1本。ビデオ判定は、審判もしくは競技者から申し出があった場合に補助採用とする。


(禁止事項)
下記いずれも故意の場合は、相手方に1本。ダメージを相手に与えた場合は失格とする。
・ヌンチャク以外の身体的攻撃や接触
・紐部分による絞め技
・棍を利用した突き技
・大声をあげての威嚇や罵声(気合はその限りではないが、過剰な気合は一本の判定の邪魔になる=認められないケースがある)
・無用な追撃
・ヌンチャクを相手に投げること(空中へのトスはOKとする)

参考動画